第57回三重県透析研究会学術集会

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第57回三重県透析研究会学術集会を来年2020年3月15日(日)に三重県総合文化センターにおいて開催させていただきます。皆様方からの演題をお待ちしております。奮って応募下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

さて、今年5月に元号が令和となりました。本邦において末期腎不全治療として透析療法が一般的な治療法となってから50年余りが経過しました。透析療法の目的も当初の生命維持手段から生活の質(QOL)改善へと変わりました。2008年から本邦で臨床使用可能となったカルシウム受容体作動薬は、CKD-MBDの骨代謝改善に大きなインパクトを与え、透析患者にとって多大なる恩恵をもたらしています。また、透析液清浄化に伴い、2012年にオンラインHDF療法が保険収載されて実施可能となり、2015年からはI-HDF療法も保険承認されるなど、様々な透析医療技術の進歩を実感しています。今後もより質の高い透析治療を目指して各人、各施設、研鑽を積んでいくことが肝要かと思います。

現在、三重県内の透析施設は58施設ございますがこの三重県透析研究会は、医師をはじめ看護師、臨床工学技士、栄養士、薬剤師、理学療法士を含む多職種の方々が一堂に会し、意見交換、情報共有など、施設間の親睦を深める貴重な機会であると考えております。どうか万障繰り合わせの上、ご参加いただきますよう宜しくお願いします。

特別講演には東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科教授の常喜信彦先生をお迎えしますが日常の透析医療現場においていかに対処すべきか等、心臓・循環器の面から有益なお話を聞くことができるのではないかと期待しております。

本学術集会が会員の皆様にとって実りある有意義な会となりますよう願いつつ、会員の皆様には御指導・御支援賜わりますよう何卒、宜しくお願い申し上げます。

令和元年6月12日

当番幹事 松村典彦

医療法人康成会ほりいクリニック

抄録集(PDF:期間限定公開)

閲覧期間:5月11日(月)~5月31日(日)

※公開終了

開催会場

三重県総合文化センター
多目的ホール
〒514-0061
三重県津市一身田上津部田1234

事務局

第57回三重県透析研究会学術集会
事務局
〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174
三重大学医学部附属病院
血液浄化療法部内
TEL : 059-231-5403
FAX : 059-231-5569
E-mail :
renal@clin.medic.mie-u.ac.jp
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